木製玄関ドア ユーザーサービスキット編
ユダ木工「ちょこっとエコ」のコラム、第1回のサトウキビに続く第2回はトウモロコシにまつわるエコのお話です。
ユダ木工では、木製玄関ドアを出荷するとき、製品とは別に「ユーザーサービスキット」をお施主様にお出ししております。
この箱の中には、お引渡し時の
・施主様用オーナーキー
・メンテナンス用のハケ
・サンドペーパー
・ヤニ取り剤
・メンテナンス用塗料(ウッドステインプロテクター)
・メンテナンス用クリアワックス
・木製玄関ドアメンテナンスガイド
が同梱されています。
※例外的に無塗装にて出荷している製品(IW922)には、
メンテナンスのキットが付属しておりません。
そして、中身が箱の中でぶつからないように入っているピンクの緩衝材
これがトウモロコシのデンプンから作られているのです。
この緩衝材は100%生分解性の自然に還る素材で作られています。
土の中に廃棄した場合、微生物よって1年ほどで水と炭酸ガスに分解されます。
燃やしたときに有害ガスが発生しないので、可燃ごみとして出すことも可能です。
とても環境にやさしい緩衝材です。
原材料 : トウモロコシ(コーンスターチ)、PVA(薬のカプセルや切手の糊などに使われる樹脂)
燃焼カロリー : 4,090cal/g (従来の発泡スチロール系緩衝材 : 11,000cal/g)
「葉っぱの世紀のはじまり」でした。