小さな工夫とアイデアの積み重ね

ユダ木工 木製ドアの高い性能は様々な工夫の積み重ねで実現されています。

たとえばこれはガスケットといって、ドアの重要なパーツのひとつです。
扉を開け閉めするだけならこれが無くても可能です。
ガスケットは断熱・気密性能を大きく左右するパーツなのです。

高気密

硬いものと硬いものが接するところは、どんなに正確に造っても空気の抜け道になってしまいます。
空気を通すということは、熱や音を伝えてしまうということです。(もし完全に平らな硬いものどうしをくっつけたら、ぴったりとくっついて離れなくなってしまいます)
そこで、やわらかいゴムをはさみ空気を遮断する必要があります。気密性を高めることによって、しずかで熱を逃がさない部屋になります。

 

熱を伝えにくい素材

空気を遮断できていても、ガスケットそのものの熱伝導率(熱の伝わりやすさの値)が高ければ、熱はガスケットを伝って逃げてしまいます。
熱伝導率が低い素材であることは、ガスケットを選ぶうえでとても重要です。
世界中から厳選し、ドイツから取り寄せたガスケットを採用しています。

 

鬼断熱ドアの新仕様 熱溶着処理

ユダ木工の最新製品、鬼断熱ドア。これまでで最も高い断熱性能に挑戦した製品です。

↑ こちらは鬼断熱ドアのガスケット。角の部分に熱溶着処理を施しています。

通常の取付では、

わずかに隙間ができてしまいます。

この隙間を溶着によって徹底的に無くすことで、より気密性を高めました。

こういった小さな工夫・アイデアの積み重ね、既存のものの見直しによって製品は進化していきます。
ガスケットの他にも、新たに採用したユダ木工オリジナルの技術を詰め込んだ「鬼断熱ドア」。
より心地よい暮らしを支える、よりよい製品づくりのため、ユダ木工は日々研究しています。