修道中学の取り組み、PBL(プロジェクト ベースド ラーニング)。2018年度2年生のプロジェクトは「スタンディングデスク制作」でした。
地域のものづくり企業としてユダ木工は今回、地元産ヒノキ材の提供・木材加工指導などに協力いたしました。
昨年春の記事:
修道中学の生徒さんたちが1年間制作してきたスタンディングデスクが、とうとう完成。
先週末、作品の終了報告会&お披露目会が行われました。
校内の様々な場所に設置されたスタンディングを見て回ります!
ビジュアルにとことんこだわった机や
誤算から生まれた面白アイデア満載でまとめた机など、超多彩でどれも力作!
全部ご紹介したいところですが割愛し、審査員賞受賞作品を4点掲載させていただきます。
穴吹デザイン専門学校賞
今回、デザイン講習・模型製作で講師をされた、穴吹デザイン専門学校の西尾先生。
西尾先生が選んだのはこちらのスタンディングデスクです。
「皆で輪になる」がコンセプトの作品。足元には荷物を置けるようになっています。
休憩時間や放課後、既に生徒さんが集まって使用しているそうです。
隅々までとても丁寧に仕上げられています。
大喜賞
株式会社大喜の柿田様は、林業体験・工場見学のプロデュース、デザインのアドバイスを担当されました。
周囲にマッチするシルエットが絶賛を博したこの作品が、大喜賞を受賞。
そして、窓の開閉が不便になってしまう問題を
机を開閉することで解決させてしまう面白さ。
どの作品も柔軟な発想が光っていて最高です。
ユダ木工賞
ユダ木工株式会社からの賞はこちらの作品に。
2つの机をくっつけると、パズルのようにすっきりはまります。
この曲線の形を切るのにとても苦労したそうです。
組み合わせ方を変えたり、
別の角度から見るといろんな形が見えてくる楽しさがあります。
特別賞
備品を組み込む独創的なデスクを2つも制作した超意欲作。
書類棚が片方入らないハプニングが発生していましたが、素晴らしい作品です。
こちらはユダ木工社長がもうひとつ賞をあげたかった~!と言っていた作品。
スライドの仕組みがとても良くできています。
修道中学高等学校の先生方の強い意向で、あえて制限を設けず自由度の高い制作に挑んだ今回のプロジェクト。
のびのびとした素晴らしい発想が形になっていて、とても楽しい発表会でした。
皆さん、チームワークの大切さや、サポートしてくれる人のありがたさを強く感じたとのことです。
素敵な授業に協力させていただき、大変光栄に思います。