広島で製造し、全国にお届けしているユダ木工木製ドア。
現在最北端のお客さまは、北海道の黒木牧場さま。
前回訪問したのは2017年の2月。北海道の厳しい冬のさなかでした。
この度2年半ぶりにお邪魔し、その後のユダ木工木製玄関ドアの様子をうかがってきました。
前回の訪問から約3年が経過したドアの表面には、
少しずつ変化が見えはじめていました。
節の廻りが白っぽくなっている箇所があります。
メンテナンスをしてみましょう。
手慣れた様子で、「ユーザーサービスキット」付属の着色オイルを取り出した奥さま。
綿棒を使い、白くなった部分に着色。そしてウエスで拭き取ります。
綺麗に目立たなくなりました。流石です!
手入れを楽しんでいらっしゃる様子に木製ドア愛を感じ、とても嬉しく思いました。
他にも、ハンドル廻りの色が少し落ちたり、小さな割れが入ったり。
使っているうちに起こるこのような変化が、さまになるのが本物の証。
暮らしに馴染んでこそ、美しさが深まっていきます。
この場所の冬の気温は、通常-10℃。年に数回は-20℃になることも。
室内の温度は常に20℃近くあるため、扉一枚の内外温度差は30~40℃にもなります。
そんな中、木製ドアは歪むこともなく、高い断熱・気密性能を保っています。
結露することも一切ないと喜んでいただき、安心しました。
「家の顔として、こだわって選んだ木製ドアです。
この新居に暮らし始めて3年目ですが、
やっぱりこのドアにして良かった、と思います」
「北海道の生活は寒いでしょう、とよく心配されます。
でも、北海道の家は大抵あたたかくて、
部屋ではTシャツ一枚で過ごせるくらいなんです。
夏はすずしいし、こちらの暮らしはとっても快適ですよ」
お邪魔した日の気温は21℃。
カラッと晴れ上がり、本当に気持ちの良い季節です。
黒木牧場に設置されている太陽光パネル。
(昨年の北海道地震の際には大活躍、おかげで全く生活に困らなかったそうです)
黒木牧場は今、冬支度で大忙し。
「この時期には、冬の間の餌を準備します。
雨で湿った牧草は良い餌にならないので、
晴れが4日続かないと収穫できません」
前回訪問した時には会う事ができなかった乳牛たちにも会えました。
当時の50頭から増え、現在は70頭を飼育されているそうです。
北海道の広く豊かな自然の中に、のびのびと暮らす牛たち。
愛情たっぷりの美味しい牛乳が、こうして生まれるのだ、と思いました。
取材にご協力いただいた黒木牧場の奥さま、ありがとうございます。
使用木製ドア
MIYAMA桧玄関ドアシリーズ
TH741-1023S ローズウッド(ORW4色)
金物 5G-736Dセット(プッシュプルドアハンドル)