無垢材に囲まれた暮らしを夢見てリフォーム。
大阪市内から少し北に位置する閑静な住宅街。斉藤さま(仮)宅にお邪魔しました。
築25年の家をリフォームして、今年で4年目。
改装前のインテリアは、木目が印刷された新建材が中心でした。
いつか必ずと夢見ていた、無垢材に囲まれた生活を形にしたリフォーム。
暖かい無垢の家には、この家を形づくる
さまざまなエピソードがありました。
アメリカの家具屋さんの、手づくりソファーとテーブル。
仕事の関係で引っ越しを繰り返してきた、斉藤さまご家族。
特に思い出深い家具は、こちらのソファーとテーブル。
アメリカにいたとき、近所の家具屋さんに依頼し、
2ヶ月もかけて出来上がったものです。
日本に持ち帰り、今でも大切になさっているとのことでした。
ダイニングテーブルは昨年、自らサンドペーパーをかけ、植物油性塗料でメンテナンス。
とても愛着をもって生活されている様子がうかがえます。
木製玄関ドアのメンテナンスを楽しむ。
リフォームの際、玄関ドアは特にこだわって探したもののひとつでした。
「あちこちのショールームを見て回ったのはいい思い出ですが、
なかなか気に入ったものに出会えず。
インターネットで取り寄せたカタログを見て、ユダ木工に決めました。
玄関ドアひとつで、家の雰囲気は格段に変わりますね」
「木製ドアは管理が大変かな、と思っていたのですが、
今のところ開閉に問題が出ることもありません。
乾拭きと、時々ヤニ取りをしたり、手入れを楽しんでいます」
木製玄関ドアに適した設計や、反りについて。
ユダ木工の玄関ドアは、蝶番や枠に様々な調整機能を持たせているため、
反りや歪みが発生したとき、調整によって対応できます。
しかし、木製ドアを長く美しくご使用いただくためには、
木製ドアに適した設計と、メンテナンスが大切です。
ポイントは、強い直射日光の紫外線や熱、雨がかりからドアを守ること。
斉藤様のお宅は南向きの玄関ですが、深い庇と袖壁が設置され、
日差し・風雨対策がしっかりと考えられた設計でした。
また、付属の専用クリアワックスにも、
紫外線や雨から木製ドアを守る効果があります。
木製玄関ドアを採用したら
クリアワックスはどれくらいの頻度で塗布するべきか
また、普段のお手入れは何をすればいいのか
などの疑問については、
こちらでもご紹介しております。
そして次回・後編にて、斉藤様宅のメンテナンスの様子を
ご紹介したいと思います。
使用木製ドア
MIYAMA桧玄関ドアシリーズ
TH741-1023S レッドシダー色(OSD4色)
金物 6G-606Hセット
追記
↓ 後編はこちらです