16年前の木製玄関ドアをメンテナンス 仕上げ編
前回の再塗装から約2週間が経ちました。
今回は、仕上げの「クリアワックス」を塗装します。
クリアワックス:
透明の塗料。定期的なメンテナンスの際にも用います。
木材に塗布することで、撥水・防腐・防カビ・防藻等の性能を付与します。
着色用の塗料と同じく、ヒマワリ油ベースの含浸型自然塗料です。
※メンテナンス時は付属のメンテナンスガイドを必ずご確認ください。
テープ・ダンボール等で床や金物、ガラスを養生し、クリアワックスを塗布していきます。
クリアワックスは、使用前に棒などでしっかりと混ぜてからお使いください。
上に膜を作るのではなく、表面の層に浸み込ませる「含浸型」塗装です。
塗り過ぎを防止するために、
「クリアワックスを浸み込ませた布切れで、すり込むように塗布し、拭き取る」
という方法を推奨しています。
今回は勉強中の若手営業員、Gくんが塗装を担当します。
ハケを使う場合は、塗り過ぎでベタベタにならないよう、
・塗料缶のフチなどで、余分な塗料をしっかりハケから落として使う
・ドア表面に拭き残しがないよう、必ずしっかりと布で拭き取る
等、ご注意ください。
まだ表面に残ったクリアワックスが、光っているのが見えます。
拭き残しがないようにしっかりと拭き取ります。
木目の方向に沿って拭き取ることが、綺麗に仕上げるコツです。
細かい溝などは、細い筆があると便利です。
養生をはがし、完了です。
塗装直後は一時的にツヤが強くなっていますが、乾くと落ち着きます。
乾燥時間の目安は約12時間です(気候条件により前後します)。
おまけ
前回の再塗装をきっかけに、となりの柵も再塗装されたそうです。
綺麗になった玄関ドアが嬉しくて、
他にも玄関周りのお手入れを計画しているのだと教えてくださいました。
使用木製ドア