木製ドアメンテナンスのチェックポイント
年末年始は、住まいと向き合う良い機会です。
木製玄関ドアのメンテナンスといえば塗装のイメージが強いですが、
実はもう一つ大切なチェックポイントがあります。
足元・くつずりの光漏れ
天然の素材、木材を使用している木製玄関ドアは、
直射日光や温度・湿度の影響を受けることで
反りなどが生じることがあります。
以前のコラム『木製ドアは変形する?』でご紹介したように、
変形とその影響を最小限にするための木材乾燥管理・設計と同じくらい重要なのが、
「将来的な変形をふまえた設計と調整機能」です。
木製玄関ドアのすきま・光漏れを調整で解消
長く快適に木製玄関ドアをご愛用いただくため、
より簡単な方法で調整ができるような設計・ご提案を
ユダ木工は日々考えています。
先日、住まい手さまご自身で
ご自宅の木製玄関ドアの調整メンテナンスをされたというお話を、
偶然SNSで目にしました。
今回はRさま(仮名)にご協力いただき、
実際にご家庭で行う木製ドア調整の事例を、
写真付きでご紹介します。
木製玄関ドアのすきまが気になってきていたので、
休日にまずは自分のドアをよく点検してから、
付属のメンテナンスガイドで調整方法を確認しました。
ユダ木工の木製玄関ドアをご採用いただいた方へ
お引渡し時にお渡しする「ユーザーサービスキット」。
木製ドアのお手入れのための
メンテナンス用品とガイドを揃えたこのキットには、
塗装メンテナンスだけでなく、調整方法のガイドも同梱しています。
メンテナンスガイドに従って調整を行い、
すきまが解消されました。小石なども払って掃除。
こういった休日の使い方も、たまには良いものです。
少しずつ理解を深めながら、
永くこの木製玄関ドアと付き合っていきたいと思います。