「ナチュラルで、アンティークな」飾らないデザイン
「そこの温泉に入ると、三日目の朝には元気になる」との評判から「三朝(みささ)」と名前の付いたともされる鳥取県三朝町。
世界でも有数の高濃度のラドン含有量を誇る「三朝温泉」や、国宝に指定されている「三佛寺投入堂」を有する自然豊かな町に、お客様の人生にやさしく寄り添う美容室があります。
今回は、2024年3月にリニューアルオープンした美容室「hair mine」さんに取材させていただきました。
「ナチュラルで、アンティーク」を目指した店内は、明るすぎず古すぎず、シックな雰囲気でまとまっています。
店舗のデザインは、店主の平尾様ご夫妻が工務店さんと相談を重ねて、理想を形にしたものだそうで、
店内に入って真っ先に目に入るカウンターは平尾様自身がイラストを描いて工務店さんとイメージを形作っていきました。
「建築やデザインを学んだわけではないのですが、お客様が落ち着く場所を目指しました」と仰る平尾様の言葉通り、ゆっくりと時間が進んでいるように感じる居心地の良い空間でした。
「あなた」に寄り添うこれまでとこれから
平尾様は、「hair mine」のあり方について、このようにお話しされていました。
「例えば過度なブリーチはしません。おしゃれな髪形かどうかだけじゃなくて、その方の身体や人生に合った提案をしたいんです」
「mine」には、「私の(もの)」という意味があります。
店名の「hair mine」には、お客様一人一人が持っている生き方を大事にする平尾様の優しい想いが込められています。
今回取材させていただいたのは、平尾様のお母様が鳥取県三朝町で美容室を開かれてから約40年経ち、今年新しい場所でリニューアルオープンした新店舗。
以前の店舗と比べて、より自然が近く感じられる立地になったそう。
カウンターで私たちを迎えてくれたカボチャは、店内から木製ドア越しに見える、お向かいの畑で採れたものです。
地元の方々とのあたたかいつながりを感じて、ほっこりしました。
地元の方に寄り添い、地元の方に愛される、ぬくもりのある美容室でした。
取材したときには写真でしかお会いできなかったのですが、平尾様のご家族「ぴの」ちゃんとユダ木工ドアのかわいいツーショット写真をいただきました。
犬種は「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」。長くてふわふわの被毛、たれ耳がチャーミングです。
hair mine(ヘア マイン)
〒682-0121 鳥取県東伯郡三朝町大瀬572-7
営業時間:9:00~17:00
定休日:日曜日
TEL:0858-43-3145
使用木製ドア
ヨーロピアン玄関ドアシリーズ
YH105-A1023 ダブブルー(OSBU色)
金物 5G-736D(プッシュプルハンドル)